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無法地帯の完全自由な世界とは差別とか殺人とか犯罪とされてることが許される世界。
犯罪がなぜ犯罪とされているのかを考えたほうが良い。
何故差別がいけないのか、なぜ殺人がいけないのかを知らないといけない。
社会がなぜそういう構造になっているのかを知らないと意味を見いだせないのである。
社会に意味が見いだせないと平気で反社会的になってしまう。
生きる意味を見いだせない場合は自殺に追い込まれてしまう。
意味を見いだせないというのは問題である。
何も考えられなくなってアホになるのである。
自由を実現することは良いのだが周りのことを考えながら実現しないと滅亡することに繋がる。
滅亡すれば自由が実現されないのだ。
殺されても良い者が殺されることに同意して、殺人が行われた場合、合理的と思えるが、
人間が死ぬことで人口が低下して社会が成り立たなくなってしまうという問題があるので許されない。
それに死後どうなるかわからないのに死ぬことは危険である。
まずは霊界の勉強ぐらいはしたほうが良いだろう。
たとえ霊界が存在しなかったとしても存在していた場合の事を考えて準備しておくべきだろう。
差別しなければならない理由は何らかの問題を解決するためだろう。
様々な国や社会が存在するわけで対立する場合がある。
社会を差別して社会をぶっ潰すような悪人がいた場合、社会が潰されてしまえば自由が実現できなくなり元も子もなくなる。
社会が進歩して問題なく自由が実現できるようになれば悪人の自由もそのうち叶えられるのではないだろうか。
生きている間に実現されないとわかった場合は悪人はさっさと社会をぶっ潰す可能性はあるかもしれない。
この世の最後が来たら人類はいまのうちにやりたいことをやるためやりたい放題になるだろう。
効率が悪いからある国を滅ぼすとか特定の人間を殺すとか差別することは本当に効率が良いのだろうか。
人間は知能的で高度な生命体であるから、悪人でもうまいこと利用すればそちらのほうが効率が良いと思えるが。
しかし面倒くさいのでやらないのかもしれない。そちらのほうが本人にとっては効率が良いということだろう。
生きるのが面倒くさいから死んだほうが良いとかいう発想に近い。
要するに自分ではどうすれば良いのか考えられないという発想力の低さが問題なのである。
他人がどうすれば良いのか考えられるのならその者に頼るという方法があるが、
それなら他人を差別するような事はしてはならないだろう。
他人に頼る、社会に頼るのなら他人や社会は必要だろう。
ある他人や社会が必要で、他のある他人や社会が必要ないからそれらを差別するのはどうだろう。
いつか必要になるときがやってくるのではないだろうか。
今後まったく必要になる予定がないし害しかないと予測できる場合はどうだろうか。
まだなにもされていないのだから差別することはできない。
何か害を及ぼした場合は更正か死刑か。なにかした場合は差別されて当然だろう。
死刑が必要かどうかは後日別で考えることにしよう。
なにをしたいかは人による。
自分の望みがたいしたことがないのなら簡単にひとりで自由は実現できる。
その者の欲望の規模による。かといって規模の大きい欲望を否定するわけではない。
多くの者を救うという規模の大きい欲望があれば良いことだ。
逆に規模が小さくて我々が価値のないように見えても、価値を見出している者にとったら価値があるのである。
何かした場合は差別されて当然なのだが、許容する事も可能である。
犯罪者を思いやることで許容することが出来る。
あるがままを受け入れることは全許容である。
殺されてもいいし拷問されてもいいし強姦されてもいいしなにをされてもいい事になる。
恐らく何をされても幸福に変換しているので問題ないのだろう。
マゾヒスティックである。
また仏に近い。
差別されても良いのならしても良いし、されたくないのならしてはならない。
そして将来差別しても問題が起きないような仕組みがある社会が実現されるかもしれない。
差別する自由は実現できるのならありだが、実現できないのでは差別してはならないだろう。
ではどのようにして差別されたくない者を差別しても問題ないようにするのだろうか。
洗脳とか我慢させるとかは無しだ。
どう考えても差別されたくないのだから差別してはいけないだろう。
どうやら超越的な手法が必要になるようだ。差別する自由があるとつぶやいた女は超越的な手法を編み出しているのだろうか。
人間を殺し社会を潰しても人間が相手ではなくなった後は自然や神が相手になる。
強大な自然や神の力に逆らうなんて言うことは超サイヤ人ブルーでもできないだろう。
未来で素晴らしい自由が実現できたとしても過去に苦労して死んでいった者はどうなるのかという問題がある。
霊界が存在するようなら死んだ者の精神体を幸福にする技術で自由を実現できそうだ。
頑固な精神体はそれを拒むかもしれない。地縛霊のようにそこにずっとい続けてしまう。