ひカゞι゛ょぅ庵 (ひカゞ浄土宗チベット派)

霊能力者が80年代アイドルレコードを聴いてコーヒーを飲みながらスピリチュアルと哲学するブログ。


死刑には賛成か反対か

死刑(絞首刑)の問題点

  • 愛する人が殺人を犯してしまったらどうするのか

犯罪を犯した者が悪いので仕方がないが、
問題は死刑までする必要があるのかということだ。

  • 冤罪時生き返らせることが出来ない

後から色々と言い訳できるので無罪になったりする。
無実だったという場合があるので簡単には死刑執行できない。

  • 被害者の希望がわからない場合どうするのか

殺された者はどう償ってほしいと思っているのかわからない場合がある。
被害者が殺されても良かったという場合、死刑は重すぎることになる。
しかし社会的には許されない。

  • 後に社会貢献できる場合どうするのか

世界を救う者だった場合でも死刑にするのだろうか。

  • 犯人が罪を犯したのは親や学校による教育方法や環境や社会や関わった者による影響のせいではないか

親が悪いのならなぜその親が悪くなったのかという事をずっと辿っていくと果てしなく続く。
先祖がどういう状況だったとかわからないし猿人とか猿とか絶滅しているので現代では完璧には解明不可能だろう。
過去の時代の法律と現代の法律では違いが生じるので難しくなってくる。

  • 死にたいものがわざと犯罪を犯す可能性がある

殺してもらえるし自分の殺意が叶えられるので都合が良すぎるのだ。死刑覚悟の場合もある。
絞首刑は比較的軽い死刑だと思われる。かといって拷問はまた問題が出てくる。

  • 殺人に見合うのか

殺人には殺人ということで死刑だろうが、それならどういう殺し方をしたかによって死刑の仕方を変えるべきだろう。
しかし被害者とまったく同じ痛みを感じるとは限らない。同じ肉体、精神ではないからだ。

  • 執行に時間がかかる

死刑にされるまでの時間を考慮しないといけない。

  • 執行失敗した場合

現代ではまずあり得ないが、犯人が超人だった場合の事を考えないといけない。

  • 執行人は事件と無関係である

本来やり返すべきなのは被害者なのだが死んでしまっているのでやり返せない。
執行人は無関係なのだが、社会的な役割があるので問題ないとも考えられる。

死刑を採用している国は批判される。外交に問題が生じ経済や社会に悪影響を及ぼす。


終身刑無期懲役の問題点

  • 犯人がまだ生きている事

被害者は殺されているのに何故犯人は殺されないのか。
犯人は仕方なく殺してしまった場合もあるだろうが、殺してしまった事は取り返しがつかない。

  • 殺人に見合うのか

殺人には殺人のはずだが、仕方なく殺してしまったとか何らかの理由がある場合、死刑にはならなくなる。
どうやって被害者の痛みや苦しみを終身刑無期懲役で同等だと判断するのだろうか。
将来脳をスキャンして脳科学で解明できるかもしれない。

  • 刑務所に税金がかかる事

なぜ無関係である者が社会復帰の予定がない犯罪者のために金を渡さないといけないのか。

  • 脱走する可能性

脱走した後にまた殺人が起きるかもしれない。

  • 仮釈放した時の問題

仮釈放した後にまた殺人が起きるかもしれない。


死刑(拷問刑)の問題点

  • 残虐非道である

被害者と同じように苦しむように痛めつけるのだが、被害者が大変苦しんだ場合、それと同じぐらいの事をしないといけなくなる。それは残虐であり非人道的である。
犯人が世界中の人間を大量虐殺した場合、犯人一人に対してどのようにして全ての人間の痛みを与えるのだろうか。

  • 覚悟で罪を犯した場合反省しない

犯人が観念している場合、死刑する意味がなくなる。
被害者や遺族の意向でするだけだが、意味が無いのにする意味があるのだろうか。

  • マゾには無意味

逆に快楽を与えてしまう事になる。
死はセックスの数百倍とも言われる。どのようにして苦痛を与えるか考えなければならない。

  • 拷問から逃げるため殺人を犯してから自分も死ぬ可能性がある

未解決事件が増えるかもしれない。

  • 執行人の人格への悪影響

執行人は残虐な行為がずっとできるだろうか。サディストになる可能性があり執行人が殺人に走るかもしれない。

以下絞首刑と同様の問題点

  • 愛する人が殺人を犯してしまったらどうするのか
  • 冤罪時生き返らせることが出来ない
  • 被害者の希望がわからない場合どうするのか
  • 後に社会貢献できる場合どうするのか
  • 犯人が罪を犯したのは親や学校による教育方法や環境や社会や関わった者による影響のせいではないか
  • 殺人に見合うのか
  • 執行人は事件と無関係である
  • 外交問題


人間は全知全能の神ではないから裁くという事が問題のように感じるのだが、
どこかで見切りをつけて裁かないと裁けないのだ。
辿れる所まで辿って出来る限りのことをするべきだろう。
しかし不完全な裁き故にそれが間違っていたと後からわかった場合、
冤罪になるので死刑は取り返しがつかなくなるだろう。
将来脳科学が発達して痛みについて解明されて痛みを自動的に与える機械が発明されたり、
AI裁判官やマザーコンピューターが過去現在未来を全て見通して裁いてくれるかもしれない。
現代で死刑を導入するのは早すぎるのではないだろうか。
しかしAI登場まで待てないので死刑に反対することはできない。
問題は必要以上の苦しみを与えてしまった場合どうするのかである。
苦しみが不足していた場合は後から死んだ霊や精神体やクローンを作って苦しませることが出来るが、
必要以上に苦しんでしまった場合取り返しがつかない。
その分後から幸福にする手があるが果たしてどうだろうか。
未来の技術なら可能な気はする。苦しんで出来た心の傷や記憶を消してしまうのである。
基本的には法律というルールがあるのでそれを守らなかったのが悪いのだが、
その法律が間違っているとした場合、改正しなければならないだろう。