beyerdynamic T90 Jubileeを聴いてみた【ヘッドホン音質レビュー・オーディオ】

beyerdynamic T90 Jubileeを聴いてみた。

全世界1000台、国内200台限定。beyerdynamic社創業90周年記念に作られたヘッドホン。
テスラドライバー搭載。
2015年頃に購入。当時6万円ぐらい。
かなりエージング済み。

スペック

再生周波数帯域 5Hz~40kHz
インピーダンス 250 Ω
音圧感度 102 dB

音質

音質は高音域が良く出ている。クリアな音質。
DT880より低音が出て解像度が高く質感も表現できる。
開放型なので広い音場。
リッチな音質。かなりクリアで重低音が鳴り高級感がある。

AKG K712 PROと比べると解像度が劣る。
ただK712よりクリアで高音域がかなり高い超高音域が出る。
K712も超高音域は出るのだがソースに忠実で出ない曲では無理に出さない。出るときはT90より出るしクリアで明瞭。
音の厚みもK712の方がある。フラットながら音色も雰囲気も良い。再現度が高い。リッチになるかもソース次第。原音に忠実。
T90は本物の楽器が鳴っているかのような高音域のリアルさ。
フラットな音色でクリアさで心地よくするタイプのヘッドホン。
音色自体はあまり良くない。生々しい解像度がメイン。真面目に聴かせるタイプ。
重低音はエージングにより出るようになるが低音の音量は密閉型と比較すると弱い。
ただアンプによってはかなり出るようになる。つまり音量を上げまくると出る。カマボコではないので音量も上げやすい。ただし高音域は鋭く刺さる。
定位は良い。
中音域に厚みはない。カマボコでもなくドンシャリでもない。しかしフラットでもない。高音寄り。
ザラザラした音質だが音の粒も聴こえると捉えると良い。
とにかく高音域が超クリアなヘッドホン。
higajoukun.hateblo.jp
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