大地震や富士山噴火や大災害は自然災害として自然に必ず起きるものである。
ただこの自然現象を利用してあるグループの人類を災害で滅亡させ浄化させるとか神は助かる者だけ助けるとかカルト宗教のような発想は妄想になるので現実的ではない。
かつてオウム真理教も終末論を信じ地下鉄サリン事件などを起こした。
次元が上昇するというものである所謂ポアの思想と殆ど同じなのである。
現実的に考えて人類が幸福になるのが一般的に言って理想であるしそれが不可能なのは無能である、力不足である証拠である。
無能であるからして人類が成長するべきかしないべきかを他人が決めたり天界や霊界が決めたりする事は支配する事なのである。
天界が支配しているとしたとしても全ての人類を永続的に幸福または不幸を望む者だけを不幸にできないという点では無能な天界であることがわかる。
楽をさせるのがダメ人間にしてしまうのなら別の方法で幸福にすれば良い。
そして人によって考え方は違うので人それぞれである。
成長する必要があるかないかは人によるのである。
全ての人類生命が成長する必要性があるかといえばそれはそもそも決まっていないし様々な人類が様々な思想を持ち様々な環境にいるので決められない。
後から個人的にまたは集団的に決めているだけである。つまり個人または集団妄想である。
密教的には全ては妄想であるが故に全ては起きるし起きなくもなる。
天界が支配しているのなら、幸福や快楽が理想なら全ての人類生命が幸福になれるように都合の良い様に一瞬でなんとかすれば良いし、自分で不幸になりたいと思っている人には不幸にすれば良いだけの話である。
恐らく超未来の科学技術なら可能である。
そもそも天界や高次元の存在が災害で浄化するなど低レベルな事をするわけがない。彼らはもっと効率の良い方法を知っているしそれが簡単に可能であるはずだ。
現実的に考えて全ての人類が大災害を求めているわけはないので求めている人々の思念だけで起きるのはおかしいし、多数決で起きるのもこの世界はカオスな自然界で複雑なのでそれは都合が良すぎるし、災害を起こさないでどうにかできない天界は無能だし、そう考えると結論として思念は妄想だし天界も天界の住人の思想も妄想であることがわかる。
妄想が大災害を引き起こすし妄想によって防ぐことが可能である。
そして妄想であるからして何が起きたとしても観念的になる事が可能である。
所詮は自然現象など人間の認識体験でしかないし妄想なのである。
誰かわからない者の妄想に支配されてはいけない。
滅亡説を信じたりするよりも、どうせなら救世主がやってきて地震を防ぐ事を信じて妄想していた方がマシである。
思うにそもそもこういう事は成長するとか次元を上げるという欲望や支配が我々のベースとしてあるから起きる事なのだと思われる。