サイフォンの淹れ方研究 その3
前回はこちら
豆はエスプレッソローストを7gで中挽き。
今回はネルフィルター付きのロートに粉を入れて、お湯を注いで、30秒蒸らし、30秒間隔で3回お湯を注いだ。
ロート内のコーヒーは3回目が終わったらフラスコへ落とすようにしている。
その後残り半分のお湯をフラスコに入れて火を点けてサイフォンで淹れた。
浸漬時間1分30秒、撹拌回数1回、最後の撹拌なし。
香りは深煎りの良い香りで少し爽やかな香りもする。
味は奥深い苦味とコクがあった。
酸味のないまったりした苦味とコクのあるコーヒーになった。
渋みはそれなりに抑えられている。
ペーパーのような激しさはないが、これはこれで苦味とコクがあっておいしい。
ただ冷めてくるとちょっと青臭い。渋みも出てきた。
ネルフィルターを通しただけの場合
ちなみにネルフィルターを通しただけ(火を使わない)の味と比較してみたところ、
ネルのみの場合は渋みが強く雑味も多かった。
こちらの方はペーパーと同じで激しい感じだ。
火を点けて淹れるサイフォンでネルを2回通る事で雑味がとれて大人しくなるようだ。
他にも良い方法があったらコメントして欲しい。
こちらでも見つけたら報告する予定。
追記
このサイフォンの淹れ方で撹拌回数を前後ずっとにしてみた。
味は油分が出まくった感じになってしまった。
渋みはあるがそんなに感じられない。
というか他の成分と調和されているような気がする。
渋みはたしかにあるのだが調和されていて気にならないのだ。
雑味のとりすぎも問題だということがわかった。
あと冷めても青臭い感じはなかった。
これとペーパーどちらが美味しいか比べる必要がありそうだ。
追記
まずロートとフラスコをくっつけて、粉を全部ロートに入れてお湯を3回に分けて30秒間隔でいれる。このサイフォンなら目印はロゴマークの1cm下あたりまでだ。フラスコに入る量だけ入れる事に注意。
それが終わったらロートとフラスコを傾けてフラスコにコーヒーを全部落とす。
そして火を付けて沸騰する。お湯の量が多いと溢れ出すので溢れ出る前にロートを差し込み、ロートに上がってきたら撹拌する。撹拌時間は1分20秒。それが終わったら火を止める。そしてコーヒーが下に落ちるのを待つ。これで美味いコーヒーが淹れられる。