いいちこフラスコボトル 30度を飲み比べてみた。
おしゃれな容器に入った最強のいいちこである。フラスコは見惚れるほどかなり綺麗である。
薄っすらとiichikoのロゴがビンに印字されている。
ビンが透明であるため無色透明の焼酎を眺めることができる。
しかし劣化を防ぐため暗いところで保管することをおすすめする。
時間が経つと劣化してきて臭みが出ると思われる。
結構コンパクトなサイズだが一応720ml入っている。
栓はコルクである。
香りは爽やかな香りだ。いいちこらしい涼しい感じである。
味は30度なので結構辛いが甘みもその後に程よくやってきて美味い。
30度の濃厚な感じが良い感じである。強いコクがある。まさに最高のいいちこ、いいちこの頂点である。
味わい深いがスッキリしている。洗練されている。
後味には少し強めの苦味もありウマイ。
清涼飲料水のような清々しさまで感じる。炭酸水と割ってみたくなる味である。
晩酌にも良い。度数が高いので食事とよく合うキレの良い焼酎である。
本当にフラスコみたいな厚さのガラスビンに入っているので取扱には注意したいところだ。
飲み終わったらインテリアやデキャンタ、水差し、花瓶としても使えるので一石二鳥である。
苦くて辛い焼酎でまさに焼酎の理想の味でもある。
この味でこの値段なら買って損はないだろう。個人的には500円ぐらい高い気はするが。
熱燗にするとアルコールの香りが強くなり、刺々しさが控えめになり飲みやすくなりまろやかになった。
辛さと苦味が合わさってやってくる感じである。
これはこれで悪くはない。個人的には度数のキツイ常温が好みである。
以下は他のいいちことの飲み比べである。
度数が違うので少し水で薄めて飲み比べることにする。
尚いいちこスペシャルは長期貯蔵系なので飲み比べしないことにする。
スペシャルとフラスコどちらもオススメである。同じぐらいのランクである。
ノーマルいいちこと飲み比べてみた。
いいちこフラスコは香りが清々しく爽やかであり透明感がある味である。尚且味わい深い。
フラスコは雑味がなくフラットな印象である。
ノーマルは比較的沈んだような暗い感じで落ち着いた味である。フラスコは明るい。
ノーマルはかなり雑である。しかし苦味などは味わい深い。
いいちこパーソン(シルエット)と飲み比べてみた。
パーソンは奥深く沈み込むような感じで奥深く辛さもそれなりにある。
フラスコは辛くフラットで沈み込まないが後味の余韻が長い。
結構いい勝負である。
薄め方次第ではパーソンの方が色々感じられ味わい深くウマイ気もする。
フラスコは雑味がないのだ。その分スッキリしている。つまり浅い味わいになる。
ただこれを洗練された味だと捉えればフラスコの方が上である。
ストレートで飲んだ場合度数が高いため断然フラスコの方が美味い。
やはり度数の高さによる迫力には敵わない。
いいちこスーパーと飲み比べてみた。
スーパーは結構甘い。そして辛い。後味も辛さが残る。
良い意味で雑味も色々とあり味わい深い。
フラスコは少し雑味を感じるがスッキリしていて、
スーパーと比べるとスーパーは雑味が多く味わい深く、
フラスコはすっきりしつつアルコール度数が高くキレが良いといったところだろうか。
全然違う味である。
いいちこ民陶くろびんと飲み比べてみた。
くろびんは甘みによるコクが強いがフラスコと比べると、くろびんよりフラスコの方が味わい深い。
くろびんは浅い気がする。フラスコには勝てない。