真空管アンプFosi Audio P2と真空管を買ってみた【音質レビュー】

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真空管アンプFosi Audio P2と真空管を買ってみた。

6千円ぐらいの中華真空管ヘッドホンアンプだ。
安いので買ってみた。
まずは付属で付いてくる真空管6K4で音質をチェックしてみた。
高音域はまあまあ出ている。基本的には少し控えめになる。とりあえずEQで対処可能。
立体感が出ていてボーカルが聴きやすい。
解像度はまあまあ。普通。立体感があり残響音が聴こえやすくなるので高くなったようには感じる。
空間が感じられる。
低音はちょっと強くなったかなという感じ程度。だが弾むような低音ではなくマットな低音になった。これはあまり良くない。
これもEQでとりあえずなんとかなる感じだ。

当たり前だが、再生機の音量を大きくするか真空管アンプの音量を大きくするかでだいぶ音質は違う。
再生機の音量を大きくすると真空管らしさはなくなり普通な聴こえ方になる。滑らかな自然な聴こえ方にできる。
だが真空管アンプの方が聴きやすい。
真空管アンプの方はザラザラした音質でノイジーではあるが立体感実在感があり聴きやすい。
真空管アンプの音量を大きくすると立体感が出てくる。
だが高音域が出にくくなるようだ。
ここは自分で最適な音量に調節する必要がある。

まあ普通に真空管アンプなしで聴くよりは聴きやすい。
デメリットはノイジーなことだ。
これを音の粒立ちと捉えると良いのだがどうだろうか。

因みに付属のヘッドフォン変換プラグは使わない方がいい。こもった音で音質が悪い。
プラグだけでかなり音質が変化するのでもっと良いものを買うべきだ。

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次は米国GE製軍用真空管JAN 5654W 6J1に変えて音質チェックしてみた。

6K4よりクリアで鮮明になる。
解像度も多分上がっている。
ノイジーな感じもそんなにない。滑らかな再生だ。(普通に真空管アンプなしで聴く時よりはノイジー)
ボーカルが前に出てきて聴きやすいのが特徴。これは6K4でも同じだ。
ボーカルの細かい情報が常によく伝わってくる。
倍音が結構出ている。
低音は強くなるが重低音が少し出ない。(EQで対処可能)
音源によってはこもった感じになる。
ケーブルやプラグや音量調節や電源など調整が大切だ。
どちらの真空管が良いかは好みによると思う。
個人的にはノイズが嫌なのでJAN 5654Wを使うことにした。

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