サイフォンとペーパードリップを飲み比べ研究

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サイフォンとペーパードリップどちらがおいしいか作ってみて飲み比べてみた。

豆はエスプレッソローストを7gで中挽き。
まずサイフォンは20秒浸漬3回撹拌を前後の2回にした。
ペーパードリップは30秒蒸らしで20秒~30秒間隔で中心にだけお湯を注いだ。
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まずサイフォンの香りは普通だ。ちょっと焦げた感じよりの香り。
ペーパーの方はエスプレッソに近い甘い香りがほのかにする程度。
かなり香りの時点で違いが出ている。

サイフォンの味はすっきりしていて飲みやすい。
苦味や酸味はかなり弱いのだが非常に飲みやすい。
少し甘みもありまろやかである。コクはあまりない。
全体的にあっさりしている。
冷めてくると渋くなってきた。
ペーパードリップの方の味は苦味に雑味が出ていて植物臭い。
しかし冷めてくると気にならなくなってきた。
苦味はコクが結構あっておいしいのだが、雑味が出てしまっている。
このコクをサイフォンで出せれば成功なのだが…
何を改善すればよいのかわからない。

恐らくサイフォンの浸漬時間を伸ばしたり撹拌回数を多くすると雑味が出てしまう。
まずかったあの最初のサイフォンは1分浸漬だったので雑味だらけだったのだろう。
撹拌のしすぎもあったかもしれない。
火力の問題もある。芯の長さを変えるか、サイフォンを持ち上げてアルコールランプから離して調節する方法がある。
あとは豆の量と挽き方だ。

次はサイフォンで60秒浸漬3回撹拌で最後の撹拌はなしにしてみた。
香りは深煎りの香りになった。
味はまだあっさりしている。前のサイフォンでは渋みがあったがこちらにはない。
雑味がなくまったりしていて落ち着いた味だ。
しかしペーパードリップのような奥深い苦味やコクはない。
どうしてもペーパードリップの苦味とコクに勝てない。
1分以上蒸らすのもどうかと思うし撹拌回数を多くすると雑味が出てしまう。
撹拌回数でかなり変わってきているようにも感じる。

次は浸漬時間を1分30秒撹拌回数前5回後3回にしてみた。
香りは薄くなった。浸漬しすぎて飛んでしまったのだろうか。
味は前のと比べるとコクが出ている。前よりは美味しくなっている。
前のほうが大人しい感じではあった。こちらは少し激しい感じだ。
しかしペーパードリップの苦味とコクは出ていない。
浸漬時間を2分にすれば出てくるのだろうか。
よくわからないので今日は終わりだ。