パソコンで音質が変化する様々な要因について

パソコンはデジタルなのに再生ソフトの種類やパソコンの種類によって音質が変化する。
結論は"全てで音質が変化する"ということなんだけども、どう聴いても変化していないような微妙な変化もあるし、極端に音質が良くなる変化もある。
とりあえず現時点でわかっている、音質が変化する要因をまとめてみたい。

・再生ソフトによって音質が変化する
一番わかりやすいのが再生ソフトによって音質が変化する事。
プログラミングの仕方やコンパイルの仕方で変化すると考えられる。

・ファイルの属性によって音質が変化する
読み取り専用にチェックを入れると音質が良くなる。
またアーカイブ可能にするにチェックが入っていたり、インデックスを付けるにチェックが入っていると音質が悪くなる。
圧縮もしないほうが良い。
劇的に変化する要因である。
オーディオファイルの属性だけではなくソフトのファイルの属性も読み取り専用にすると変化する。

・再生ソフトを管理者として実行にすると音質が変化する
管理者として実行する方が良い場合もあれば良くない場合もある。
どちらが良いのかよくわからないがAudioGateではしない方が良い気がした。

ディレクトリによって音質が変化する
結構音質の変化があるのだが、フォルダの中に入れるほど音質が悪くなる。
ドライブ直下が一番音質が良い。

・ファイル名によって音質が変化する
ファイル名の文字数や文字の種類によって音質が変化する。
微妙なので殆ど無視していいレベルだし気のせいかもしれない。
大体文字数が少ないほうが音質が良い気がした。
しかしこれに拘るのはファイルの管理がしにくくなるのでおすすめしない。

・ハードディスクのフォーマット形式によって音質が変化する
NTFSexFATFAT32などのフォーマット形式によって音質が変化する。
実際に試したような試してないような記憶があやふやというか無いのでなんとも言えないが多分変化するだろうと思われる。

・ハードディスクの種類によって音質が変化する
HDDの種類によって音質が変化する。
SSDの方が音質が良い事がわかっている。
ハードディスクはアナログっぽい温かい音質になる。逆にSSDはクリアで冷たい音質になる。

・USB機器を接続すると音質が変化する
USBに繋げている機器が多いほど音質が悪くなる。
DACやHDD以外抜くべき。

・接続するUSBの箇所によって音質が変化する
USBを挿す所はいくつもあるが挿す場所によって音質が変化する。
またUSB2.0か3.0かでも変化する。

・USBケーブルによって音質が変化する
DACとの接続にUSBケーブルを使うがこのUSBケーブルの種類によって音質が変化する。
オーディオでは常識である。かなり変化する。

・起動しているソフトによって音質が変化する
タスクマネージャーで起動しているソフトを終了すればするほど音質が良くなる。
再生するためのソフトのみにすることで余計なノイズが減るのだ。
音質が悪くなるのは他のソフトが再生中にCPUやメモリに割り込みするためだと思われる。

・デスクトップの背景画像や背景色によって音質が変化する
デスクトップの壁紙には画像を使用せず、白一色か黒一色が音質が良いと思われる。

エクスプローラーを終了すると音質が変化する
エクスプローラーを終了するとかなり音質が良くなる。
エクスプローラーはタスクマネージャーで終了する事ができる。
再び起動したい場合は新しいタスクの実行で"explorer"と入力してOKを押す。

・サービスを終了すると音質が変化する
余計なサービスも停止させると音質が良くなる。

電源ケーブルで音質が変化する
オーディオでは常識のケーブルで音質が変化する事だ。
ノートパソコンならバッテリーの種類や容量によって音質が変化するだろう。

・ネット接続をすると音質が変化する
ネットやwifiをoffにした方が音質が良くなる。

・CD取り込みソフトによって音質が変化する
リッピングソフトによって音質が変化する。

結局は再生のために必要じゃないものは全てoffにする事で音質が良くなるのである。
他にはバイスマネージャで不要なドライバーを無効にすると音質が良くなったり、
ディスプレイの電源をoffにすると音質が良くなったりする。これらは微妙な変化である。
他にもデフラグすると音質が変化したり、エラー修復すると音質が変化したり、
CPUやメモリやマザーボードや電源などのハードウェアによっても音質が変化する。
品質の良いものにすることで音質が良くなるらしい。

DACの種類によっても当然変化する。
バッファサイズの設定によっても音質が変化する。大きい方が音質が良いと感じる。
WASAPIよりASIOの方が音質が良いと感じる。

当たり前だがオーディオファイルの形式によっても音質が変化する。
waveを無理やりdsdに変換したりしないでwaveで十分だと感じる。
dsdに変換すると高音域はクリアになるのだが滑らかさが無くなりザラザラした音質になる。
flacよりwaveの方が音質が良いと感じる。圧縮したデータを復元する時CPUに負荷がかかるため音質が悪くなるのかもしれない。

シンプルな方が音質が良いということになる。
ただし音質は好みによるので音質が悪いほうが心地よい場合がある。
実際ネットしながら複数のソフトを起動して再生した方が心地よい気がする。
しかし滑らかさはないし細かい音が聴こえない。リアリティーがないのである。

全てで変化するので書ききれないが大体こんな感じだ。
ハードウェアに依存しないで如何にしてソフトウェアで音質を良くするかという事がPCオーディオ界で問われている事だと思う。