麦焼酎 博多の華 原酒 44度を飲んでみた【味の評価】

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福徳長酒類 麦焼酎 博多の華 原酒 44度を飲んでみた。

蒸留後加水して薄めていないまさに原酒である。焼酎では珍しい44度もある。
香りはアルコールの香りで酔っ払いそうな良い香りがかなりしている。
味は44度なので千年の響に近いコクと辛さだ。そして味もそれにかなり近く美味い。激旨である。
口の中で強烈な甘みが広がり香りが広がる。少しざらつきもあり味わい深い。
酸味よりだが甘みが強いためうまく調和されている。
それでいて苦味が強く全体を引き締めている。
薄めると苦味が強いことがよくわかる。
奥深さは甘みが味わい深いので結構ある方だと思う。芋焼酎のような奥深さはない。
後味は苦味が残るかすっきりしているが44度なので喉の奥がカァーっと熱くなる。
大体の度数の高い長期貯蔵系焼酎はウイスキーに近い味なのだがこれは幽玄なウイスキーといったところだろうか。
1500円ぐらいとコスパ最強の焼酎である。千年の響43度や泡盛の香りが苦手ならこの博多の華原酒がオススメだ。
パッケージデザインも渋く良い感じだ。栓はめずらしくパッキン仕様だ。
入手困難にならないうちに飲んでおいたほうが良いだろう。
霧島の原酒も美味いがこちらも美味い。霧島の原酒より度数が高くコクが強いのでオススメだ。
約4千円の千年の響43度と飲み比べると千年の響43度のほうが甘みが強く辛く香りが華やかというか甘い長期貯蔵系の良い香りがする。
やはり千年の響43度には勝てないようだ。香りの点で負けている。
やはり度数が高いので回るのが早い。ひさしぶりに酔ってきた。
熱燗にすると香りが強くなり辛さが強くなりまろやかになったがバランスは悪い。
甘さが控えめになり味わいがなくなった。甘さ控えめが好きならありかもしれない。
常温がオススメである。濃厚である。