芋焼酎 天魔の雫を飲んでみた【味の評価】

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芋焼酎 天魔の雫を飲んでみた。

常圧黒麹の黄金千貫使用だそうだ。そして三種類の原酒をブレンドしているという。
香りは芋焼酎のフルーティーな香りと少し甘い香りがする。
味は甘みが強くフルーティーであるが苦味も強く全体が引き締まっている。
これは確かに黄金千貫の苦味だと思う。苦味が強く美味い。
後味には辛さが残る。
少し甘すぎる気もするが苦味が強いのと黒麹の重量感があり気にならなくそれなりに美味い。甘さと苦味が同じぐらいではないだろうか。
天使が悪魔に恋をしたというのがコンセプトらしい。恐らく甘みが天使で苦味と辛さが悪魔なのだろう。そして甘みとフルーティーな感じが恋だ。
個人的にはやはり少し甘すぎる気がする。アルコールが飛ぶ前に飲んだほうが良い。
黒霧島EXの方が芋の趣が強い。芋の趣が好きではないなら天魔の雫がおすすめである。
甘みを気にしなければかなりランクの高い焼酎である。
熱燗にするとフルーティーな香りが強くなり苦味と辛さがかなり強くなった。刺激的でオススメである。甘さは気にならなくなった。
ちなみにボトルの口の造りが悪いので垂れる。
あとキャップは珍しく厚めのプラスチックである。上面にザラザラした加工が施されているので重厚感に拘っているのだろう。
パッケージデザインが何故か西酒造 天使の誘惑とよく似ている。