琉球泡盛 天龍蔵 古酒 30度を飲んでみた【味の評価】

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瑞穂酒造 琉球泡盛 天龍蔵(てんりゅうぐら) 古酒(クース) 30度を飲んでみた

今回は30度の古酒の泡盛である。
パッケージデザインがレアカードみたいにとんでもなくキラキラしていて迫力があり良い感じだ。金ぴかである。
メーカーに何年貯蔵熟成されたものか訊いてみたところ、現在最後に作られたものが2012年5月らしいので一番新しいものでも今は6年ものだそうだ。
ちなみに古酒と新酒のブレンドらしい。
毎度色々なメーカーに問い合わせしても返事をきちんとしてくれて逸話も教えてくれるのでありがたい。
香りは麦焼酎のような爽やかな香りである。癖のある香りはしないので安心して良い。ただ時間が経つとやはり泡盛の香りがする。開栓したら早めに飲むことをおすすめする。
味はまず沈み込むような渋い味がきてその後甘さによる強いコクが全体に広がり30度の辛さがやってくる。
なかなか美味い泡盛である。千年の響や房の露 釂に近い味である。コスパが良い。だが千年の響には断然負ける。
全体的にまろやかでキレはあまり良くない。落ち着いた味である。だが30度の辛さが激しい。
苦味に関しては普通ぐらいだろう。問題ない。少し焦げたような苦味が香ばしい。
奥深さは普通より上である。
後味には辛さが喉に残る。
熱燗にするとアルコールの香りが強くなり全体的に味が濃くなり強くなった。フルーティーな感じも少しだけする。いやナッツの感じだろうか。
好きな飲み方をすると良いだろう。
ちなみにボトルの口の造りが悪いので垂れる。
長時間放置するとアルコールが飛んで甘すぎる焼酎みたいになって楽しめなくなるので注意。
欠点はやはり長時間経つと香りが悪くなることだろう。1日経っただけでも劣化してくる。もしかしたら口の中の状態によるだけかもしれない。今のところこの臭いの詳細は不明だ。
黄色の長期貯蔵系焼酎をブレンドすることでこの臭いをかき消すことができることが判明した。樽の香りがして良い感じである。
この天竜蔵には20年古酒の40度も存在するそうだ。なんと3万円以上するプレミアム焼酎である。
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