泡盛 新里酒造 琉球 30度を飲んでみた【味の評価】

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泡盛 新里酒造 琉球 30度を飲んでみた。

新里酒造は1846年創業の沖縄最古の蔵元らしい。
パッケージデザインは渋くて良い感じだ。
香りはそんなにしないが泡盛特有の癖のある香りや臭みなどは無いので安心して買って良い。龍泉や久米仙は臭いがこれは大丈夫だ。
味は甘みによるコクが強い。コクが味わい深いようだ。薄めると焼酎の海童に近い甘みだ。
それに合わせて強めの辛さがやってきて程よい苦味がやってくる。
なかなかうまい泡盛である。なにより癖のある香りがしないことが良い。
ただ口の中の状態によっては泡盛の癖のある香りがする時がある。
どちらかというとまろやかな方でキレは控えめだ。まろやかで味わい深い。
コクが強くて辛いのが好きならオススメである。
後味には苦味が残る。30度ストレートでは喉に辛さが残る。
熱燗にするとアルコールの香りと泡盛の爽やかな香りが強くなった。
味はまろやかで甘くなり強い辛さがやってくる。
好きな方を選んで飲むと良いだろう。
欠点は少し甘すぎるところだ。これは残念である。
ブレンドするなら日田全麹なども良い。これでも甘くてダメなら黒霧島が良い。
それでもダメなら赤兎馬だ。苦味が強くなる。
ただし時間が経つとアルコールが飛び甘くなる。
志比田工場原酒をブレンドすると甘いがこれはこれで美味い。甘みにコクが出て甘さが美味くなる。
これでだめなら魔界への誘いジョイホワイトだ。芋系の香りで甘さを誤魔化せる。
まあ色々試すとよいだろう。中にはまずいブレンドもあるので難しいところだ。
結局ブレンドしないでストレートが一番だと思う。
この泡盛を知ってしまうと他の焼酎などまずくて飲めなくなる現象が起きた。
上を知ると下に戻れなくなるので注意。