RewriteData(Affeine)での音質変化検証

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RewriteData(Affeine)での音質変化を検証してみた。

電子ビットの帯磁性改善ソフトウェアというもので、
ソフトについてはこちらを見て欲しい。
処理の仕方にMMX、SSE、MMXx2、High MMX、High SSE、High MMX x2、High Auto、High Auto x2、NFXがある。
これらの処理を音楽ファイルにすると音質が変化するのだ。
これらの音質の変化をfoobar2000で再生して検証してみたい。
まずは外付けDACやASIOは使用しないでパソコンのイヤホンジャックに直接挿す方法で試した。

処理なしの場合
まずRewriteしていないファイルの音質をチェックした。
ノイジー
高域が控えめであまり聴こえない。
低音が強めで温もりがありボーカルがリアル。

High Auto
明らかに処理前と差がある。
ノイズがないクリーンな音質になった。
高域が出てクリアになった。
解像度が上がって細かい音が聴こえるようになった。
スピード感がある。
ただし低音が軽くなった。
ボーカルに厚みがない。

MMX
Autoほどクリアではない。
処理前より高域が出なくなりこもった感じがする。
ただボーカルに厚みがあってリアルに聴こえる。
あと妙に気迫というか空気感を感じる。
低域がタイトで心地いい。

SSE
高域が強くなった。
リップ音などの細かい音が聴こえるようになった。ただし少しノイジーな感じはある。
Autoほどボーカルにリアリティーはない。
全体的には軽い音質だ。

MMXx2
少し高域が強くなった。
細かい音が聴こえるようになってかなりボーカルがリアルに聴こえる。
処理前はボロボロのボーカルだがこちらは完成したボーカルだ。
かなり気迫を感じる音質だ。
MMXより気迫を感じる。
全体的にシンクロ率が高くて、音楽的に楽しく聴こえる。

High MMX
MMXx2より更にボーカルがリアルになって完成している。
低域もよりタイトで強くなった気がする。
高域は少し控えめかもしれない。
Autoより良い音質だ。

High SSE
High MMXより色気がある。ボーカルにすごい色気を感じるのでリアルだ。
ただしHigh MMXで聴こえていた細かい音が聴こえなくなっている。
これはノイズが消えたのかそうではないのかよくわからない。
クリーンな感じにはなるがレコーディング時のノイズが聴こえないという事ならマニアには向いていない。

High MMX x2
高域はHigh MMXより控えめ。
スピード感が高くてクリーンな印象。
低域がHigh MMXより強めでタイトだ。
ただ細かい音があまり聴こえない気がする。
処理前のほうが細かい音が聴こえる。ノイズかもしれないが。
臨場感というか空気感はある。その場の空気感だ。

High Auto x2
High Autoより解像度が上がって細かい音が聴こえる。
全体的に音が完成している。クリーンな音質。
High Autoより少しボーカルがリアルに聴こえる。
ただしHigh Autoで聴こえていた細かい音が聴こえないのだが、
ノイズになっていた音が昇華されて、リアリティーになったような感じがする。
High Autoよりは良い音質だが処理前の方が細かい音が聴こえていた感じがする。
こちらはノイズが聴こえないのだ。

NFX
処理前よりシャリシャリした音質になった。
ボーカルの舌の動きが感じられる。リアルである。気迫も十分感じられる。
High Auto x2よりリアルである。しかもクリーンである。
シンクロ率も高く音楽的に楽しい。
聴いていてかなり心地よい音質だ。
ただし気迫が強すぎて聴いていて疲れやすいかもしれない。

まとめ

結果的に私の感じだと、
NFX>High Auto x2>High SSE
の順番でNFXが一番高音質だと感じた。
SSEは聴いていて疲れにくい。

再生ソフトやパソコンの種類やスピーカーやヘッドホンによって音質が違うので注意。
そのうちDACとASIOを通して検証してみようと思う。