矛盾する事は実現可能かという哲学的問題

自著の哲学的エッセイ本から適当に抜粋


この世界をすべて考え尽くして答えが出たらそれは全知全能の神に等しい答えが出る。
どうすればどうなるか全て知っている状態。
しかしなんでも知っていたとしても矛盾することや無理なことはできないだろう。


神は全知全能でも矛盾するような事はできない。
全能なのに本当に出来ないのだろうか?
この前の記事の、はじめての時間にはもどれないというのも実現できそうにないし、
そもそも矛盾とは何故出現するのか。
まったく不明である。
生きながら死に続けるとか矛盾しているが、文章にすることは出来る。
現実の世界、物理的な世界では不可能なわけで、仮想の文章の世界では実現できるのだ。
しかし現実の世界で実行しようとするとどうしても矛盾するのでできないのだ。
物理が伴ってくるからである。
現実の世界の物理というのもなんなのかよくわからない。

文章とは、この世界を見て感じてそれを表現しているのでそれ以上の事は表現できない。
つまり本当の現実の世界を表現することは出来ないのだ。
文の世界の中でしか無い。
何か超越した世界や拡張された世界なら矛盾した事が可能になるかもしれないが、
この現実の世界の中でそれを実現しようとするのは矛盾しているのでできない。
どうしてもこの現実の世界では矛盾した事ができないのだろうか。